『奇跡のスカンク』
まず、セッションでの体験をお話する前に、私のことをお話したいと思います。
私が情熱を捧げ、みなさんに提供しているミスティカル数秘術とフナ(ハワイの言葉を使ったエネルギー統合法)は非常に素晴らしいものです。ですので、普通、ヒーラーの方たちに私が助けを求めることはありません。
実は、子どもの頃に負った怪我のせいで、私の骨格は曲がっています。背骨は傾いていて、小さな骨折がいくつもあり、適切に治癒していないため、背中を刺激します。鎖骨も激しく傾き、実際に頭が横にずれています。こうした体の苦痛を取り除くには、骨格枠から再構築する必要があるのです。
私は、このやっかいな体をどのように扱えばいいか知っていますし、体の不快な状態を和らげる方法も知っています。体をゆがめておかしな姿勢で座ったり、寝たりすればいいのです。おかしな姿勢を続けなければならないことにも慣れてしまいました。人から見たら、私のゆがんだ姿勢がおかしく見えるのだろうと思いますが、それが私にとっては楽な姿勢なのです。
歩がセドナに来ることを知って、ヒーリングをお願いしました。
先に説明した怪我の後遺症のほかに、神経炎症という症状も抱えています。子どもの頃から人生において多くの非常にショッキングな体験をしてきたせいで、神経に炎症が起きてしまったのです。ネガティブなエネルギーを避けたり、動物と触れ合うと、神経が静まるので、
常に動物のエネルギーに囲まれるようにしてリラックスすることで、対処しています。 だから、私を見かけるときは、かならず動物も一緒です。自分が動物なしでこの地球にいるなんて想像もできません。
歩のヒーリング・セッションを受けているときには、さまざまなことが体に起きていました。どんな人であれ、通常、人の体には一万個ものことが同時に起きているので、当たり前のことなのかもしれませんが、ポンっと体の一部がはじけました。骨格の中の腱と筋肉が再構成されたのです。これが起こったとき、いつも感じているあの不快感が和らぎました。
以前は、私の近くにスピリットがいて、私に冗談を言ったり、本当に楽しませてくれました。私はそんなふうにスピリットと対話していたのです。
彼らの喜びやユーモア感覚を私は愛しています。
スピリットたちは普通だったらきつく感じる状況をも明るくしてしまうような雰囲気を持っていて、私は彼らに夢中でした。彼らが周りにいるととても楽しいのです。スピリットたちがいったい何者なのかは私にとって問題ではありません。定義しようとも思いません。ただ、スピリットたちにつながることができれば、彼らはすばらしいヒーラーになってくれるなるだとうと思うのです。私にとっての最高の体験というのは、リラックスして、スピリットたちと、愛と喜びと陽気さにあふれたコミュニケーションをとることです。.歩のヒーリング・セッションでは、まさにこの体験を味わうことができたのです。歩にはかなりの素質と才能、そしてスキルがあると思います。これまでセドナのヒーラーたちからヒーリングを受けても、私が歩とのセッションで体験したレベルまで到達したことはありません。セドナのヒーラーたちは、自分たちの意見をさしはさんだり、私にああしろこうしろと指示したりすることに急がしいのですが、彼らが言うことはたいていは、私の魂が求めているものとは何の関係もないのです。
歩には、正直さと、そうしたエゴから解放された自由さがありました。彼女は自分のエゴでエネルギーを変質させてしまうことなく、ただ流すことができるのです。ナチュラル・ヒーラーの持つ天賦の才能です。
セッションが終わったとき、「どんな感じですか」と歩が尋ねました。私は背筋を伸ばしてベッドに座り、こう言いました「外に行かなければ。なぜかはわからないけど、とにかく行かないと。」私の犬たちと歩も私に続いて外に出てきました。外は暗く、空にはたくさんの星が輝いています。 私の犬たち、ルミ、オーティス、バレンチノが何かに向かって吠えています。何に向かって吠えているのか確かめようと、デッキの柵の向こう側に目をやりました。歩もやってきて、同じように暗がりで目を凝らしています。「懐中電灯を持ってくる。」私が懐中電灯でその何ものかを照らし出すと、そこには一匹のスカンクがいました。「歩!ガスを浴びてはいけないから、家の中に戻りなさい。」私はもっと近づいてスカンクを見つめました。普通のスカンクより小さく見えました。
私は本当に驚くべき光景を目の当たりにしたのです。
なぜなら、その子は、数ヶ月間もの間、私が心配に心配を重ねて思い悩んでいたスカンクだったからです。
さかのぼること数ヶ月前、衰弱したスカンクの赤ちゃんが前足で私の家の壁をたたいていました。赤ちゃんスカンクは目が見えず、おなかをすかせていました。食べ物と水をあげましたが、私は、彼を残して、別の場所にあるオフィスに行かなければなりません。盲目の赤ちゃんスカンクはとっても元気そうで、大きなふさふさした尻尾を持っています。私は彼にたいへん元気づけられました。というのも、ちょうど、その赤ちゃんスカンクが私の家にやってきたとき、私は、物質社会での生活でいくつかの不愉快なことがらに直面していて、スピリットたちに対して相当頭にきていたのです。世界の状況、人間の貪欲さ、無分別に人によって殺される動物たち、傷ついた子供たち、隔離された老人たち、などなど……私はそうしたことに非常に腹を立てていました。この赤ちゃんスカンクは、私にとって地球上で行われているあらゆる腹立たしいことを代表しているように思えたのです。私はスピリットに向かって叫びました。「一体全体、おまえたちはなにやってるんだ!せめて、この目の見えない小さなスカンクの面倒を見てやることぐらいはできるんだろうな!」
それからほどなくして、赤ちゃんスカンクは姿を消しました。私は、きっと何かよくないことが彼に起こったに違いないと思いました。
まさに、そのスカンクが今、再び姿を現したのです。
盲目の赤ちゃんスカンクが戻ってきたこと。目は見えないままだけれど、とても元気な姿を見せてくれたこと。これが、歩のセッションで起こった最高のミラクルでした。スピリットはスカンクの面倒を見てくれていたのです。
私の直観はこう私に言いました。「私たちは、結果は手放して、ただただ、情熱を持ってハートから求めさえすればいいのです。」
目の見えない赤ちゃんスカンクを見つけたとき、助けてやってくれと私はスピリットに懇願しました。実際にスピリットがスカンクを見つけて、助けたところは見ていませんが。結局、神さまがスカンクの世話をしてくれたのです。このことを知って、私は自分の信念を取り戻すことができたのです− 傷つきやすいものたち、はかない生命、無邪気な存在、そうしたものたちは神さまのスピリットに守られるのだという私の信念を。
これを体験した私にとっては、歩のセッションはマジカルで、人を明るくし、そして、奇跡的なものに思えます。
今でも、赤ちゃんスカンクのためにデッキの向こうに食べ物を投げてやっています。彼が姿を現さなくてもかまいません。なぜなら、彼が神の愛のの温かさの中で大切にされているということを私は知っているからです。
ミスティカル数秘術師 ノボ"ブライス"カリプソ