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美食じゃなくて微食

最近、めっきり小食になりました。

去年ぐらいから、お友達の中に微食に切り替える人がだんだん増えてきたのですが、私は、あんまり興味がなかったのよね。

鈴木その子さんが世に登場した時代には油抜きをしたり、
5年間くらいベジタリアンをしてみたり、
ハワイのカフナにあらゆるもののスピリットを取り込むためになんでも食べなさいと言われ、素直にそうしたり、
とある理由で鶏肉をやめたり、水を大量に飲んでみたり、
そのときそのときによいと聞いたものをいろいろやってみたのだけど、
これを食べるとよくない、あれを食べなきゃよくないといった恐怖心に基づいて食べ物を操作するのが、ばかばかしくなってきて、
最終的には、「好きなものをおいしくいだだく」に落ち着いたところだったから、
食生活を変えることには興味が持てなかったのです。

でも、ほとんど or あまり食べない人が周りに続出してくると、
本当に、食べないで生きるということが、『あるヨギの自叙伝』なんかに出てきそうな、
すごいヨガの行者のような人ではなくても、
普通にできることなんだと思うようになりました。
というか、私のあまり食べないお友達が普通に会社で働いて、
週末は自分の活動を精力的にこなしている様子を目の当たりにしているので、
疑いようがないのです。

そんな意識になってきたところで、
とあるヒーリングの集いで最近、『不食実践ノート』を出版された山田鷹夫さんとお会いし、
ハグとマッサージをしてもらいました。
鷹さんのヒーリングの集いではなかったんだけど、
玄関で鷹さんと出くわし、その日、猛烈に体調が悪かった私を時間いっぱいいっぱいマッサージしてくれたんです。
いやー、ありがたい。
あんまりいろいろお話をしたわけではないんだけど、
あんまり食べなくていいんじゃないというようなことをさらっと
言われました。そうしろ、というのでもなく、不食を宣伝するというのでもありません。
とにかく、その日は、体調が悪くて、食べたらリターンの可能性があったので晩御飯はパスすることに。

で、気がついたら、その日から、そうとう小食になり 2 週間がたちました。
まだ、微食とまではいきませんが、もとの量の半分位に減ったかなー。
小食にしようという決心もなんもなく、おなかがすごくすいたときにだけ食べていたら自然と減っちゃったというだけ。
鷹さんは「言葉では遅すぎる、ハグによる一瞬伝道」って
ことをおっしゃっているんですが、小食の感覚が伝道されたかも。
触って情報を伝達すると早いということは、
私もシータヒーリングを教えるときに、この方法を使うからよくわかる。

特に栄養がどうとか考えてないし、サプリメントもほぼ飲んでません。
でも、普通に生きています。
引越しの件で、すごーくめまぐるしく動いていますが、ノープロブレムですよー。

よかったのは、時間に左右されることが減ったことかな。
というのは、私はあんまり胃が頑丈じゃないのか、夜 9:30 以降に夕食を
摂ることが続くと胃のもたれや胃痛がでてしまうから、
なんとしても 9:30 までに食べなきゃというめんどうな規則があったのです。
でも、もう気にしなくてよいので、楽!!!
ついでに体脂肪も微妙に減ったしね。

食べるのが必然でも義務でもなく、欲望を満たすこと、つまり娯楽になってきました。
だから、娯楽の時間が増えたってことになるのよね。

と、こんな生活が続いたところで、
初めて『不食実践ノート』をいいかげん速読で読みました。

えー、浣腸とかするのー。
うーん、それはめんどうくさいなー。

とりあえず、それはパスして、いつまで続くか、わかんないけど、
自分なりの実験として、適当に小食を楽しみます。

どこかで、猛烈な勢いで焼肉とかラーメンとか食べているあたしを見かけたら、
もう小食には飽きたんだなと思って、そっとしておいてね (笑)。

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2006年07月08日 22:23に投稿されたエントリーのページです。

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