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2007年10月 アーカイブ

2007年10月11日

よきカルマ

カルマっていうと、陰気な響きがするのかな?。
あたしは、結構好きなんだけど。この響き。だって、
野生的って感じがするから。←アマラとカマラと間違っている。
あまくておいしそうだから。←それは、カルメ焼き。

宇宙の完璧さを、この肉体と思考でビビッドに感じられる憎たらしくも、ありがたいものだから。
おまけに、その複雑さの中に宇宙とか自分で働いている法則の神秘を感じるから。

それに、よきカルマっていうものあるしね。

ぼこぼこにやられまくっているように感じている不動産カルマだってこんなこともありました。

もう絶対絶命っ、セッション・ルームがありません!ってところで、申し込み滑り込みセーフとか、
どこで仕事やればいいんだよ、しぬー、と思ったら、シロガネーゼの姿をしたエンジェル(いや地底人かも)が現れたり
誰かあたしの味方してって思ったら、弁護士バッチをつけたエンジェルが目の前に座っていたり、
、いろいろなよきカルマ・ありがたい出会いもありました。

一ヶ月ぐらい前かなー、台風のあとのある日、夕日がピンク色ですっごくきれいなときがあったのよね。

「夕日がすっごくきれいですよ」とお客さんにも、サンセット・ビューティー(なんで英語?)をシェアしようと、夕日のほうをさしたら、
「本当だー、とてもきれいですね。それに富士山も。」

ええええええ?っ。富士山だと?。

こんな西荻駅から2分の3.5階だての(ちゃちい)マンションから富士山だと?。
そんなわけないよ?。

でも、窓の向こうのほうに結構でかめに山が見えます。

私、東京から見る富士山ってなんかものすごく遠くって、小さいものと思い込んでいました。しかも、高層マンションの上のほうにすむ、リッチ的な方たちの特権。。。。。

思わず、「まさか、高尾山じゃないですよね?」
「高尾山の頂上はあんなふうに平べったくなっていません」とお客さん。

うわーい。富士山が見えるよー。なんか、ものすごくあたりくじ引いた気分。
しょうがなく入ったこのマンション。
使っていくうちにだんだん大好きになっていったのですが。
そんなプレゼントがあったとは。
よき、カルマだわー。
一年以上、まったく気がつかなかったけど。

それからは、毎日、富士山チェックしてますが、やっぱりそうそう見えるもんではありません。

そして、お客さんに、天気が良いとここから富士山が見えるんですよ?とせっせと自慢しているのですが、「中央線って結構見えるんですよね。駅のホームからでも見えますよ。」
とみなさんあっさりおっしゃいます。

そうなんだ。知らなかった。もう20年近く住んでるけど、ぜんぜん知らなかったなー。

霊山富士山を眺めながら、良縁成就の敷居をまたぎに、ぜひみなさまいらっしゃいませんか?

なんだ、また宣伝かよ(笑)。

2007年10月13日

ジャンキー (上)

ここ数週間、久しぶりにミステリー小説にはまってます。
ミステリー・マニアではまったくないのだけど、お風呂で読んでぼろぼろになってもこれぽっちも私に罪悪感を感じさせないし、日常とは違うはらはらどきどきの世界につれていってくれるし、TVや映画と違って私の居場所と時間を支配しないし、さんざん飛ばし読みしても損した気にならないし、そんなところが大好きで、ときどき何冊も続けざまに読んでしまうことがあります。最近は、パトリシア・コーンウェルの新作が出たときぐらいしか読まなくなったのですが、ちょっと前にコーンウェルの新作を見つけて、それを買ったついでに、
ちょっと目について購入したグレッグ・ルッカのアティカス・シリーズにはまりました。

あー、これ以降ねたばれがある可能性がありますが、ご容赦ください。

アティカス・コディアックというボディ・ガードの青年が主人公のストーリーなのだけど、
これまで読んだミステリーって、FBI、おまわりさん、探偵などなど相手を追う人を主人公にしたものばっかりだったけど、ボディ・ガードっていう守る立場の視点が私には新鮮だったし、内容もすごくおもしろくって、分厚くってうれしいと思うようなシリーズなのよ。アティカスは、本のあとがきみたいなので誰かが、ロバート B パーカーのスペンサー(これ、知らない人には意味不明だよね。m(_ _)m) と比較していたけど、
若いわりには父性が強い性格のわりには、彼女は常にロック系あるいはパンクな身なりな女子だったり、妹みたいにめんどうを見ているティーンエイジャーがいて、その子もひねくれアート系だったりして、
ややこしそうな人間とも付き合える深い懐を持っているのです。
そんなアティカスは当然だけどスペンサーよりも現代っぽいし、本で読んでいる分には「ああ?、こんな人、素敵って」思うちゃうような人。
でもアティカスはそうとう無鉄砲なので、
本当にこんな人と親しかったら、知人である私の命もしょっちゅう狙われて、
鉄砲を突きつけられたり、
手榴弾を投げつけられたりして、びびって粗相してしまいそうなので、恥ずかしくて困ります。

『守護者(キーパー)』、『奪回者』、『暗殺者(キラー)』と一気に読み進んで、『耽溺者(ジャンキー)』を読み終わりました。

『耽溺者(ジャンキー)』は、アティカスが主人公ではなくて、ピアスだらけの彼女(実はもとジャンキー)が主人公で麻薬の密売組織にせまるっていう話なのだけど、これを読んでいるときに、
ちょっとだけ変なことが私の身に。

お酒はきらいじゃくて、ちょっとぐらいはしょっちゅう飲みたい私なのだけど、
あんまり体質にあうほうではなく、胃腸もよわいし、まったく強くはないので、飲むといっても
たしなむ程度なのですが、
こないだ、なぜか、昼間からすごーく“大量”にお酒が飲みたくなったのです。
お昼間に飲みたいこと自体はよくあることなのだけど、
それは天気がよい夏の日にテラスのあるカフェでビールを飲みたくなるときだけ。
それが、こないだはそうゆうんじゃなくて、天気も悪かったし、しかも、“大量”に飲みたいという欲求が、仕事の合間にめらめらと起きてきたのです。
仕事が終わると、早速友人を晩御飯にさそって、焼き鳥屋に行き、その後2件はしごして、しかも飲むたびに違う種類のアルコールに変え、シェリー、ウォッカマティーニ、なんだかわけわからないカクテルと度数を上げていったのです。
自分でも、何を考えていたのかさっぱりわかりません。
普段だったら、飲みすぎたら後がつらいからセーブしようとか思うのですが、
なぜかこの日はそんなことは思いつきもしません。
当然、翌日は、体調がすぐれません。
朝寝坊したし、ジョギングにいけなかったし、やっぱり、大反省モード。

そういえば、ノボにもらった私のチャートにも self-indulgence (self は自己で、indulgence は耽溺です)に要注意って書いてあったな。そうまさに、耽溺者。それに addiction (中毒)に注意ってことも書いてあった。対面リーディングのときにも、アルコールをストレスの発散に使わないようにってことも言われたし。ミスティカル数秘術で波動を読み解くと、私の場合、中毒に要注意な波動が大きな位置を占めているらしいのよね。
私は、常ににバランスをとり続けるのが必要な螺旋の波動を持っているらしくて、それは結構ストレスフルな波動ではあるのだけど、これがあるからこそ、自分を高めていけるんだそうな。
チャートっていろんな要素がからみあってリーディングしていくものだから、簡単には説明できないんだけど、とにかく私はジャンキー注意報がでていたのでした。

<続く>

2007年10月23日

ジャンキー(下)

<<ジャンキー(上)の次なので、当然(下)なのですが、
個人的にはこの内容、かなりリスキーな気がしてまいりました。
ただいま、リコネクションのセミナー期間中でしょ。いちおう(っていうか、正式にだけど)あたしはティーチング・アシスタントなもんで、おそらくこの時期、このブログは、セミナーに参加された方からのアクセスが増えたりすると思うのよね。そんでももって岡田さんってどんな人だろうって、
初めてアクセスしてみたら、タイトルは「ジャンキー」しかも、
酔っ払いねた。みんな、引いちゃうかしら?
こんなの書いたらやばいかなー。。。。うーん、どうしよう。うーん。うーん。

きっと、さわやかなことを書いたほうがいいのかなー。
では行きます。
「大阪でのセミナーは初めてでしたが、参加者のみなさんはとっても熱心で、
盛りだくさんの3日間の間中、集中した学ばれていました。
私もまたがんばろーって思いましたよ。
集中しつつも、和やかな雰囲気で、いいセミナーでした!」ほんとだよ。>>

やっぱり、すべては波動で伝わるのか、『耽溺者(ジャンキー)』を読んでいたら自分のジャンキー性が活性化されたような気がします。
『耽溺者(ジャンキー)』を読みながら、こんな自分に気がついて怖くなりました。
「ドラッグってマジ超怖いけど、そんなにそんなに気持ちがいいものなら、
そして、それがいつも身の回りにあったら、私はそれでも絶対に手をださないなんて言えないな?。」
そんなことを考えていると、自分が日本に生まれてここで育ってよかったなと思いました。
日本では、高校生とかは、普通、ヘロインなんか簡単に買えないものね。
いや、ほんと、まじで、日本に生まれてありがたいです。

『耽溺者(ジャンキー)』にも、一度ジャンキーになったら、ずっとジャンキーであって、離脱したとしても、離脱したジャンキーであるだけというようなことが書いてありました。
離脱を続けるには、自分でバランスをとりつづけるしかないらしいのです。
なんかその言葉がとっても印象に残ってるのよね。
私は実際にいわゆる薬物のジャンキーにはなったことがないので、
本当のところはわからないし、そうした体験をなさっている方の中には、
完全に離脱できた方もいらっしゃるのかもと思うのですが、
中毒波動を持つ私には、バランスをとり続けることの重要性がリアリティーをもって感じられました。

中毒性格をあんまり持たない人にはわかりにくいかもしれないけど、あたしのような中毒体質だと、バランスをとりづつける必要があることがたっくさんあったりして、ときどき自分でもうんざりするのです。
うーんと昔は、それこそ、そもそもバランスがめちゃくちゃな状態でずーっと生きていたので、
バランスがくずれているってことすらわからなかったわけだけど、
心理療法やら、瞑想やら、ヒーリングやらを学んだり、そして単純に年を重ねるにつれ、
だんだんバランスがととのってきたし、あるものについては、なにも気にしなくてもバランスが取れている状態をたもてるようにはなってきました。
でも、やっぱり、あるものについては相当な意識が必要なのよ。
で、ときどき、そうゆう自分にうんざりするわけです。
「いつまで、努力しなきゃいけないわけ???」みたいにね。
でも、なんか、ミスティカル数秘術のリーディングと『耽溺者(ジャンキー)』を読んで、
「あ、もう、ずっとなのね」、とある意味、観念しました。

さすがにそんなにうれしい気持ちにはなれませんが、
バランスをとり続ける必要があるという自分の個性を探求することを楽しんでみようなみたいに
ちょっと思えるようになったかも。。。。
今までは、気をつけてバランスをとり続けなければならない、そんな自分に引け目を感じているところがあったなーと思うのよ。
さっと、悪習をぱっと切り替えているように見える人がいたり、
そもそも悪習を持たないように見える人がいたり、少なくとも、
あたしよりはずっと悪習が少なそうな人がいたり。
悪習って、人からみた悪習ってわけではなくて、自分で自分のためになってないなーと思いつつ続けていることってことなのだけど、なんか、自分のためになってないと思いつつ、やっちゃうあたしってだめな女なのかなみたいな、気持ちになることってあるよね?
そんな風に、悪習自体ではなくて、
悪習と苦闘して、もがいている自分がいやだったり、なさけなかったりするのです。

すばらしい瞑想の師やリコネクティブ・ヒーリングに出会ってから「まあ、いっか」がとっても多くなったとはいえ、生きている限り、「またかよ自分っ」て思うことも日々あります。
今回のプチジャンキー体験で、
悪習自体を受け入れているわけではないけれど、それに奮闘する自分についても、少しまあいっかが増えたような気がします。

そもそも、ミステリーにはまるっていうもの中毒だしな?。

長年、微妙に奮闘している中毒は、コーヒー。
もうこれに関しては、かれこれ10年以上取り組み中。離脱できたり、できなかったり。数年前に完全にクリーンになるのはあきらめて、一週間に一日 OFFの日を作るってことで、自分と折り合いをつけてきたのだけど、これすら守るのが難しい。一日たった1杯しか飲まないのだけど、これで中毒になってるのよ。アンドルー・ワイル博士の『ナチュラル・メディスン』を十年ほど前に読んで、自覚しました。
確かにね、丸一日飲まないと、結構頭痛くなっちゃうし、すっごく眠くてぼやーっとしちゃう。
禁断症状ですね。
しかも、逆に飲み続けているとおなかの調子が悪くなるのよ。
一日いっぱいでこれですからね。あたしは極端にコーヒーにセンシティブな性質なんだと思います。
でも、なんでコーヒーっておいしいんだろ?。
しかも、日本中で大流行じゃん。離脱できる日はくるのだろうか?
って、今日も今一番のお気に入りであり、私の贅沢でもあるスタバのアラビアン・モカ・サナニをおいしくいただきながら、これ書いてます (^ ^)v ←まったく反省がない。
あとは、長いブログもやめられません。他人のブログで長々書いてあるのをみると、ほとんどの場合、さっさと読むのをやめる私。知り合いにも、なんどか、あんなに長いのはブログじゃないよ、とか、分けて書けばいいじゃんとご指摘をいただくのですが、なんで、短くかけないんだろう?
それは、あたしが中毒だから!(^ ^)v ←まったく反省がない。
離脱の道は遠そうです。みなさん、この件につきましては、しばらくはあきらめてお付き合いください。

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