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2006年07月 アーカイブ

2006年07月05日

捨てればいいんでしょ。捨てれば...

ここ2ヶ月ほど、引越しのことで頭を悩ませていたので、
お友達からもいろいろな方面でアドバイスをもらいました。

その一つが『ガラクタ捨てれば自分が見える』という
風水整理術に関する本でした。

お友達から借りてパラパラと読みました。

風水は、めんどうくさいし (ほんとうの理由はそれだけじゃないのですが、その話はまた今度)、
あんまり気にしないことにしているのですが、
とにかく、捨てればいいんだってことはわかりました。
速読はできないのですが、速読なみの速さで飛ばし読みしたので、
まちがってるかもしれませんが、新しい流れを呼び込むためには
そのスペースを作りなさいということなのかなと思いました。

ヒーリングの客さんも大絶賛していたので、
さっそく私も捨てることに。

昨年の 5月に模様替えをして、そのときにかなり捨てたつもりだし、
収集していたものも解放したのだけど、
今回、あらたに捨てまくってみて、
いくつか捨てにくい分野のものがあることがわかりました。

『ガラクタ....』の分類でいうと、センチメンタルな思い出の品がそれ。

ぶっちゃけていうと、愛の言葉が書き連ねてあるポストカードや
手紙なんかです。

現在進行形の人からのものだったらいいけれど、
そうでないものなのよ。

しかも、掃除なんかで、その引き出しを開けるたびに、
いろいろな思いがよみがえり、ちょっとおセンチになる私。

今回も、捨てようかどうか迷ったけど、捨てましたよ。
ちょうど引越しが行き詰っているときで、
ちょっと、やけくそ気味だったので、
「捨てればいいんでしょ、捨てれば!!!」と、
勢いで捨てることに決定。
そうでもしなきゃ、また見送りになりそうなんだもの...

紙製品なんで、捨てるときに生ごみと一緒になっちゃうんだけど、
それはちょっといやだし、
資源ごみとして出すのも、どうもしっくりしません。

結局、なんとなく、それらしく、燃やすことにしました
(それらしいってなんだ???)。

まず、いちばん思い出の濃い、涙を誘う内容のポストカードに
火をつけたのですが、
ポストカードは紙の表面に加工がしてあってなかなか燃えません。
だんだん、イライラしてきました。
あっちにも、こっちにも、火をともしてもすぐ消えてしまいます。
イライラが限界に達しそうになったころに、メラメラと燃え出して、
ほっとしたのもつかの間、今度は、次から次へとどんどん燃え出して、
数十枚の紙が火柱と化し、
ミニ火事状態になってしまって、冷や汗たらりー。
無事燃やし終えた後は、家中にこげた匂いが充満してしまいました。

イライラしたり、冷や汗タラリンしているうちに、
すべて灰になったわけですが、
おかげさまで、ちっともおセンチな気分にはなりませんでしたよ。

すっきりさっぱりです。

これまで、私の心の中で大切に大切に反芻されてきた
おセンチな感情ってこんなものだったのね。と再確認。
「いままで、ほんと、必要以上に深刻に考えちゃってたなー」
と燃やしちゃったあとには、そんな風に思えます。

自分のこと深刻に考える時間を減らしていきたいものです。

2006年07月08日

美食じゃなくて微食

最近、めっきり小食になりました。

去年ぐらいから、お友達の中に微食に切り替える人がだんだん増えてきたのですが、私は、あんまり興味がなかったのよね。

鈴木その子さんが世に登場した時代には油抜きをしたり、
5年間くらいベジタリアンをしてみたり、
ハワイのカフナにあらゆるもののスピリットを取り込むためになんでも食べなさいと言われ、素直にそうしたり、
とある理由で鶏肉をやめたり、水を大量に飲んでみたり、
そのときそのときによいと聞いたものをいろいろやってみたのだけど、
これを食べるとよくない、あれを食べなきゃよくないといった恐怖心に基づいて食べ物を操作するのが、ばかばかしくなってきて、
最終的には、「好きなものをおいしくいだだく」に落ち着いたところだったから、
食生活を変えることには興味が持てなかったのです。

でも、ほとんど or あまり食べない人が周りに続出してくると、
本当に、食べないで生きるということが、『あるヨギの自叙伝』なんかに出てきそうな、
すごいヨガの行者のような人ではなくても、
普通にできることなんだと思うようになりました。
というか、私のあまり食べないお友達が普通に会社で働いて、
週末は自分の活動を精力的にこなしている様子を目の当たりにしているので、
疑いようがないのです。

そんな意識になってきたところで、
とあるヒーリングの集いで最近、『不食実践ノート』を出版された山田鷹夫さんとお会いし、
ハグとマッサージをしてもらいました。
鷹さんのヒーリングの集いではなかったんだけど、
玄関で鷹さんと出くわし、その日、猛烈に体調が悪かった私を時間いっぱいいっぱいマッサージしてくれたんです。
いやー、ありがたい。
あんまりいろいろお話をしたわけではないんだけど、
あんまり食べなくていいんじゃないというようなことをさらっと
言われました。そうしろ、というのでもなく、不食を宣伝するというのでもありません。
とにかく、その日は、体調が悪くて、食べたらリターンの可能性があったので晩御飯はパスすることに。

で、気がついたら、その日から、そうとう小食になり 2 週間がたちました。
まだ、微食とまではいきませんが、もとの量の半分位に減ったかなー。
小食にしようという決心もなんもなく、おなかがすごくすいたときにだけ食べていたら自然と減っちゃったというだけ。
鷹さんは「言葉では遅すぎる、ハグによる一瞬伝道」って
ことをおっしゃっているんですが、小食の感覚が伝道されたかも。
触って情報を伝達すると早いということは、
私もシータヒーリングを教えるときに、この方法を使うからよくわかる。

特に栄養がどうとか考えてないし、サプリメントもほぼ飲んでません。
でも、普通に生きています。
引越しの件で、すごーくめまぐるしく動いていますが、ノープロブレムですよー。

よかったのは、時間に左右されることが減ったことかな。
というのは、私はあんまり胃が頑丈じゃないのか、夜 9:30 以降に夕食を
摂ることが続くと胃のもたれや胃痛がでてしまうから、
なんとしても 9:30 までに食べなきゃというめんどうな規則があったのです。
でも、もう気にしなくてよいので、楽!!!
ついでに体脂肪も微妙に減ったしね。

食べるのが必然でも義務でもなく、欲望を満たすこと、つまり娯楽になってきました。
だから、娯楽の時間が増えたってことになるのよね。

と、こんな生活が続いたところで、
初めて『不食実践ノート』をいいかげん速読で読みました。

えー、浣腸とかするのー。
うーん、それはめんどうくさいなー。

とりあえず、それはパスして、いつまで続くか、わかんないけど、
自分なりの実験として、適当に小食を楽しみます。

どこかで、猛烈な勢いで焼肉とかラーメンとか食べているあたしを見かけたら、
もう小食には飽きたんだなと思って、そっとしておいてね (笑)。

2006年07月14日

ハートの声にしたがわないと...

これは、直感の声に従わない女のスリルにみちた 5 日間の物語である。

先日、引越し先が決まったとブログに書いたのですが、
その後にちょっとした、いや、大変なことが起こったのです。

6/30
不動産音痴のあたしは、引越し魔のお友達と一緒に西荻の不動産屋をいくつか回り、
やっとのことで、ターゲット物件を 2 つに絞りました。
もう、これ以上、物件を探すのは、いろんな意味で耐えられないので、
とにかくどっちかにすることに決定。

1 つは (仮称) ゴージャス・マンション。築 20 年近いマンションなんだけど、
当然、オートロックで、エントランスにソファがおいてあったりして、
ゴージャス感をかもしだす重厚な物件。
私が西荻に越してきた、十数年前からあって、
貧乏大学生のころは「どんな金持ちがこうゆうところにすんでるんだろー」と、
ぼんやりとマンションを見上げておりました。
で、もう一つは、(仮称) 小マンション。とにかく、静かで、日当たりがよくって、
間取りが使いやすそうなのだけど、エレベーターも、オートロックもないし、
ゴージャス・マンションに比べて、相当、見劣りしちゃうお家。
だったら、当然、ゴージャス・マンションでしょって、誰もが思うでしょ?
私もそう思いましたよ。
問題は、ゴージャス・マンション、住居専用で事務所不可ってこと。
つまり、お仕事ができないの。
不動産屋さんには、「大きなマンションだし、仕事をしたって絶対ばれないですよ。」と、
何度も言われたのですが、自分の本質に人を再接続するヒーリングの仕事をしてるっていうのに、
嘘ついて入居はないでしょ。
ってことで、とにかく、だめもとで、オーナーさんに事務所使用のお願いをすることにしました。
結果は、次の日にお知らせってことだったので、
その晩は、いちおう祈ったりしてみることに。

ところが、いくら、ゴージャス・マンションのことを考えようとしても、
どうしても、小マンションのことが頭をよぎるのです。
なんだか、そこで仕事をする私の姿が目に浮ぶのよ。
ええい、邪魔だ!!!


7/1
そして翌朝。ゴージャスマンションの結果は、X でした。
ものすごいがっかりしてしまって、いかり肩の私が、
なで肩になっちゃいそうな勢いでがっかりしました。
そこで、私がとった行動は、小マンションを選ぶのではなく、
もうちょっとだけ物件を探すというものでした。
すると、きれいで、エレベーター付きで、作りもしっかりしていて、
新し目のマンションが見つかったんですよ!!!! おぉーっ。
大満足です。


7/1
大家さんも事務所使用を特別に許可してくださり、さっそく申し込みました。
契約 & 入居の日取りも決まって、
この時点で、ブログには決まりましたって書いたのよね。

7/3
内装のプランもたてて、そのプランにそって、つっぱり棒やカーテンなど、いろいろ買い物を始めました。
ところが、照明器具を付けるためのローゼットの型がどうしてもわからなかったので、
鍵をお借りして実際に見てみることにしました。
大ショーック。
土曜日と日曜日に 2 回も内見をして、十分静かなことを確認したのに、
平日は車と人の交通量が格段に多くって、ひっきりなしに騒音が聞こえるのです。
こんなんじゃセッションできない・・・・

もう新セッション・ルームのご予約がはいっています。
今日中に部屋が決まらないと、どう考えても間に合いません。

どうしよう。本当に顔が青ざめました。

あまりにショックで、家にいったんもどり、台所に倒れこみました。
でも、倒れっぱなしになっていても、誰も起こしてくれないので、
小マンションがまだ空いているかどうかを H 不動産に確認し、
申し込みをしたマンションのほうは、不動産屋さんに事情をお話して、キャンセルにしていだたきました。
大変なご迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。
大家さんにもお詫びに伺って、その足で、小マンションを担当している H 不動産にダッシュ。
すると、
H 不動産「いやー、実はちょっと問題がありまして。。。。」
私「え??」
H 不動産「岡田さん、このマンション、もしかして他の不動産業者からも申し込みかけてませんか?」
私「はっ???いいえ」
H不動産「実は、S 不動産からもこのマンションに申し込みが入っているですが、
岡田さんと同じような仕事をするって言っている人なんで、岡田さんかと思いました。」

そうなんです、数日間、西荻の不動産を回ってて、あっちこっちで言われたのは、
「ああ、昨日もあなたとそっくりな条件で物件を探している女性がいましたよ。
カウンセリングかっていういもんをやるっていってましたねー」
この方と私、ねらっている物件の金額、場所など、ありとあらゆる条件がそっくりらしいのです。

で、このことを H 不動産に話すと、
「でしたら大丈夫です。申し込みを表明したのは S 不動産のほうが早かったようですが、
こちらのほうが、申し込みの FAX をオーナーさんに流すのが
一瞬早かったので、おそらく岡田さんで通ると思います。
でも、審査もありますし、オーナーさんから結果の電話がありしだい、ご連絡します。
結果までに、数日間かかるかもしれません。」

私、本当に生きた心地がしませんでした。

そして、最終的には、すべて手放しました。
『自分専用のセッションルームが持てなくても、いいや。
なんとかなるさ。
レンタルルームをまた探そう。
私も、もう一人の申し込まれた方にも、いつでも、宇宙は必要なことを
与えてくれているはず。』
とうとうこんな土壇場になって、執着心から解放されたんです。

気分転換にプールに行って、結果を待つことに。

でも、心のどこかでは、小マンションに決まるなって感覚が。
だって、ずーっと、あのマンションのことが頭から離れなかったし、
内見でお部屋に入ったときに、そこで仕事をしているイメージが頭に浮んでいたの。
でも、自分の条件に満たないところがたくさんあったし
ゴージャス・マンションのゴージャスさに目がくらんで、
ハートの声を無視したのです。

プールで泳いでいるときに「決まりました」という留守電が入っていました。

本当にほっとしました。

嫌いなところばかり目についた小マンションが、とっても素敵で、
フレンドリーな場所に思えました。
私と縁がある場所なんだと思います。

きっと、がっかりした気分で入居しないように、
感謝の気持ちと、お部屋と仲良くしようねという気持ちで入居するように
天に仕組まれたドラマに思えてなりません。
そして、引越しトリップのときにどうしてもできなかった、
「すべて手放す」ということを体験させてくれたんだとも思います。

よく、「直感で決めてください。」とあっさり言っちゃう私ですが、
本当に直感にしたがうことは大事だなって、身を持って知りました。
そして、いかに、思考でばかり物事を捉えているかも、再認識しました。
でも、直感に従えなくても、宇宙は何度でも何度でもあきずに、
私に直感を学ばせるチャンスをくれるもんだなーと、大感謝。

はぁー、しかし。
最後の 1 日は本当に長くって、大ヒットした海外ドラマ 24の
ジャック・バウアー (キーファー・サザーランド) のような気分だったわよ。

2006年07月15日

リコネクション・ルーム

これまではバーチャルなルームで、
本当にGパンヒーラーが『今日も行く』でしたが、
今日からはリアルなルームになります。

場所は中央線の西荻窪から徒歩 2 分です。に

西荻窪は、昔からアンティークと古着で有名な町です。
素敵な古本屋さんもたくさんあります。

そして、カウンターカルチャーの砦のこの町には、老舗の自然食品やさんや、そこの食材を使ったレストランもあります。


セッションの前後に寄り道するのも楽しいですよ。

古着大好きオリーブ少女 (古いかしら?)だった私は、
大学入学のときから
この町に住み続けています。

第2の故郷ともいえるこの西荻窪で、
また新しい道が始まるわけですが、
ここまでこれたのは、みなさんのおかげです。

今まで、バスを使わないといけない遠くのセッション・ルームに、聞いたこともないような
わけのわかんない (笑) ヒーリングを受けにやってきてくれた勇気と先見の明のあるお客様。

今まで快くご自宅を貸してくれて、
新セッション・ルームの内装を手伝ってくれたたかさん。
たかさんには、そのゴッドハンドによるアロマテラピーで身体のケアもしてもらってます。

素敵なサロンを貸してくれたボディ・マインド・スピリットの渡邊愛子さん。

そして、マブダチとして、頼れるシータヒーリング・プラクティショナーとして、
大阪から愛と笑いをいつも送ってくれる渡辺さつきちゃん。

ありがとう!!!

そして、たぶん、このブログを読んでいないとは思いますが、
超特急で壁紙を張り替えてくれたクロス屋さん、大感謝です。

もちろん、本当はもっといっぱいいっぱいお礼をいいたいかたはたくさんいるのだけど、
心の中で叫ぶだけにします。ありがとう!!!

2006年07月21日

Gパン・ヒーラーのママ

うちの母にちょっとおもしろいことが起こっています。

母は北海道に住んでいるので、
6月の北海道出張のついでに帰省したときに、
久々に母にリコネクティブ・ヒーリングをしてみました。
出張の前日と前々日の合計 2 回。
安上がりな親公行です。

でですね、ホテルでの 2 泊 3 日の出張が終わり、
母とホテルで待ち合わせランチを食べているときに、
母が動揺した様子でこんなことを...

2 日前のことだけど、眠りについて 1 時間ほどしたら、
色とりどりの無数の光線が暗闇の中に走っているいのが見えた。
自分のほうに、びゅんびゅん飛んできた。
ものすごく怖くて、死ぬかと思った。
本当は、ものすごくきれいな光のはずなんだけど、
そんなもの生まれて63年間みたことないし、
もう、終わりなんだと思ったさー(北海道弁)。
でも、こんな風に死にたくないと思って、
必死で目をあけて起きたんだけど、
口はからからだし、怖くて怖くて、目をつぶれなくって、
結局一晩中起きていた。

普通、みんな、ヒーリングの体験としてそうゆうのを見たがるんだけど、
なぜか、母にとっては死ぬほど怖いものだったらしい。

私は、母に、それはたぶんリコネクティブ・ヒーリングの影響だと思う。
実際、そうゆう体験をする人もいるしね
今度、そうゆうのを見たら、「私は光を受け入れます」と言ってみたら、
と言っておきました。

そして、今度は大阪セッションのときでした。
たまたま母の誕生日だったので、おめでとう電話をかけると、
また、あの光の夢を見たというのです。
ちょうど、出張の初日の晩に見たそうです。

母は、光を見たら、やっぱり怖くて、
私に "何かを言え" といわれたことは思い出したものの、
何を言えばいいかはどうしても思い出せなくて、
またもや命からがら目を覚ましたそうです。
そして、また、徹夜。
もともと、不眠症なのに気の毒だなぁ。

「私は光を受け入れます。」だよ?。

今月も、19日と20日に出張があったので、
出張が終わってから母に電話してみました。
母は、私が出張だということは知りません。
「もしかして、最近、また、光の夢みなかった?」
「うん。昨日の夜みたよ。でも、今度は、銀色の光線だったけど。
とうとう、今度は、あんたに言われた言葉を思い出して言ってみた。
やっぱり目は覚めたけど。その後はすぐに寝られたよ。
怖くなかったわ。」

だからさー、普通、みんなそうゆうのを見たがるんだってば (笑)!!!


というわけで、私が出張に行くたびに、
その初日の晩に光線の映像を見るらしいのです。
不思議です。

親子ともども、出張とリコネクティブ・ヒーリングに関連があるという以外はさっぱり理由も意味もわかりません。

でも、母も私もわからなくっても、まあ、いいやと思っています。
不思議で面白いしね。


一年半前にリコネクティブ・ヒーリング/リコネクションを始めたときに、
私が一番大変だなと感じたことは、何かを聞かれても「わかりません」と答えることが多いことでした。
実際にわからないので、そう答えるわけですが、
私のような凡人は、普通、
「何かを提供するのだったら、それについて知り尽くしておくことが必要だ」とか、
「わかっていることが良いことだ」とか、
「理由や原因を知ることが大切だ」とか、
「知識があるほうが偉い/賢い/素敵だ」なんて風に条件付けられているものだから、
「わからない」と答えることにかなり抵抗がありました。

でも、エリックの本を読んだ方ならご存知のように、わからないことは、
「わからない」のです。リコネクティブ・ヒーリングのセミナーに出ても、
「『わからない』と答えることになれるようにと言われました。

でも、本当に抵抗がありましたよー。

私自身、最初に、リコネクティブ・ヒーリングが何かもしらずに、
個人セッションを受けたときには、プラクティショナーの方に
「私はどうだった?」って聞いたもの。
そしたら、当然「I don't know」(ニュージーランドの方なので...) って言われました。

私にも、プラクテクショナーならセッションしたお客さんの状態がわかってしかるべきという
先入観があったので、ちょっと面食らいましたよ。

でも、自分もプラクティショナーになり、セッションを重ねていくうちに、
「わかりません」というのがだんだん慣れてきました。

そうだよね。わかることがいいことだと思ってたけど、
そうじゃないのかもしれない。
そもそも、なんでもわかったら、人間になんか生まれてこなかったかも。
神様じゃないんだから、なんでもわかるなんておこがましい。
何かをわかったと思っても、「わかりました。」で終わりにしてしまったら、
可能性を閉ざすことになるんじゃないかしら?
自分の思考では認識できないことが、経験されていたり、ハートにすっと入ってきているのかもしれない。
それを、「何々がわかりました。」と決めてしまうことで、
本当に受け取っているものを目減りさせているかもしれない。
そんな風に思うようになりました。

もちろん、何かを理解したり、わかったりすることは素晴らしいことだとおもいます。
それが悪いというのではなくて、わかっても、わからなくてもいいんじゃないかなと思うようになってきました。
苦しい思いや、つらい体験をしている方が、その理由を知りたいと思われるのは当然だと思います。

でも、わかっても、わからなくても何の問題もないと思えたら、
少なくとも、困難にかかわることじゃないのなら、
「わからない」ということに安心していられたら、
新しい可能性がひろがっていくのかも、そして、
安心感 + わくわくが増えるなぁと思いました。

というわけで、
今度の出張のときも、母に抜き打ちテストしてみます。

2006年07月27日

日本人なら伊勢参り

というわけで、7/24 ? 25 に一泊で
生まれて初めての伊勢参りにいってまいりました。

私、昔から国内旅行にはぜんぜん興味がなかったのですが、
去年あたりから、伊勢はいいよーって、いろいろな人が言っているのを聞いて、すっごく興味が引かれたのです。

で、「伊勢に行きたい」と言いふらしていたら、
お友達の Y ちゃんと、ヒーラーだって癒されたいのってことで、私もときどきヒーリングを依頼している、渡辺さつきちゃんも、大乗り気でご同行となりました。

3 人ともシータ・プラクティショナーで、リコネクション済み。
不思議なことが起こるかしらん、という期待がなきにしもあらずです。
「期待はいけませんよ?」は、私の口癖のはずなのに (笑)。

日程は、リコネクション・ルームのお休みが月曜日なので、
超適当に月曜日に決めたのですが、
25 日は、マヤ暦の大晦日にあたる「時間をはずした日」で、
しかも私の星座である獅子座で新月が起こる日だそうで、
なんだかよくわからないけど、とっても縁起がよさそうです。

天気予報は雨 80 % でしたが、家を出るなり、雨がやみ、
伊勢についたあたりには、青空が見えてきました。
おお、アメージング。
もうこれだけで、不思議ちゃん欲望は満足です。
不思議なことはおもしろいけれど、
本当は、不思議なことなんかどうでもよくって、
「エゴのために生き、苦しみを作り続るのをやめる」ほうに興味があるタイプ (のはず) なので、
もうこれで十分。ありがたいー。

24日 天の岩戸→二見浦
25日 夫婦岩→伊勢神宮

という日程。

ゆるーい日程でのんびりと楽しみました。

ise1.jpg個人的に感動したのは、夫婦岩。
着いてみるまでぜんぜん知らなかったのですが、
あたしの大好きな蛙ちゃんが神の使者として
まつってあるのです。
岩はそっちのけで、蛙ちゃんのかわいさにうっとりとしておりました。


もちろんメイン・イベントは伊勢参りです。
伊勢神宮に向かうべく、旅館をチェックアウトしようとしたら、
なぜか旅館のおみやげ売り場に「わらじ」がおいてあるのが目につきます。
じろーっと見ていたら、旅館のおばちゃんが、
「お伊勢さんを参るときは、わらじをはくといいんですよ」と大絶賛。
ise2.jpgなんでも、自然のものであるわらじを履くことで、電磁波が体から抜けていくんだそうです。
わらじを履いてお参りにいくと、とっても気持ちがいいので、大人気とのこと。
「でも、お客さん、普段わらじなんて履きつけないですよね?」
「はぁ」(東京ではあんまり、わらじを履いたりはしないよー)
「じゃあ、足が痛くなるかもしれんねー」
と言われたので、買うのをやめようと思ったのですが、
あまりに、電磁波が抜けて気持ちがよい、みんなそう言っているってことを何度も何度もおっしゃるので、
買っちゃった。

外宮に入る直前に意気揚々とわらじに履き替えいざ参拝。
うわさのとおり、とっても気持ちがいい場所です。
気持ちが静かになり、女 3 人でかしましいはずですが、口数がぐっと少なくなります。

あちこちがびりびりしたり、すーすーしたり、本当に気持ちがいい。
のは、いいけれど、わらじを履いている人なんて誰もいません。
「あれ?旅館の人たちの話となんか違う...」

外宮を一通り参拝し、次はタクシーで内宮へ移動。
タクシーの運転手さんに、わらじを履いて参拝するのはポピュラーかどうか聞いてみたら、
そんなことはないとの返答。
えーん (涙)。

実際、内宮にいってみたら、だーれもわらじなんて履いていません。
いつもの Gパンにわらじ姿の私。
鏡なんてないし、自分では、トータルな装いを見ることができません。
もしかして、ちょっとヒッピーっぽいかしら?
それとも、ただのおかしな人?

スニーカーを持って歩いていたので、履き替えればいいのですが、
それが、本当に気持ちいいんですよ。わらじが。
電磁波うんぬん、というよりも、足の指や裏が適度に指圧されて、
いい感じなの。しかも、軽い!!!
気持ちよくて脱ぐに脱げません。わらじラブ!!!
結局、全行程、わらじ履きで通すことに。

やっぱり、内宮の波動は素晴らしかったです。
とくに、次に社殿が建てられることになっている場所がすごかった。
頭がスースーして、ずっとここにいたいって感じ。

そんなわけにも行かないので、一応全体を見て、最後に荒祭宮で締めました。
タイミングよく、新月をここで迎えた私たち。
神聖な気持ちでおまいりを終えました。

その後は、もちろん、おかげ横町を満喫です。
まったくの偶然なんですが、3 人とも、あんまりものを食べない人たちで、ほっとけば、
ずっと何にも食べないのですが、
伊勢うどん、地酒、おとうふアイス、地ビールをおいしくいただきました。

ちまたでは新月に願いをかけるのがはやっているようですが、
私自身は「願いがあってまだかなっていないということは、
まだかなう時期じゃないか、あるいは、
それを阻む思考が自分の中にあるから
まだ実現しないのであって、その思考と向き合わない限り、
願ったってどうしようもないんじゃないの??」という
気持ちから、普段はやらないのですが
(何度かやったけど、願いがかなわなかったから、
むかついてただ反発しているだけという説も....)、
今回ばかりは、
大晦日 + 新月 + あまてらすおおみかみ + グリッド・ラインパワーってことで、伊勢うどんを食べながら願い事を真剣に書きました。
どうなることやら、ちょっと楽しみでーす。

いやいや、期待はだめですよ? by Gパン・ヒーラー本人 (笑)

2006年07月31日

9月のスケジュール

9月のスケジュール をアップしました。

About 2006年07月

2006年07月にブログ「リコネクション・ルーム & 岡田 歩 公式ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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次のアーカイブは2006年08月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。