« 2008年11月 | メイン | 2009年06月 »

2008年12月 アーカイブ

2008年12月04日

脳波実験(その2)

『脳波実験(その1)』の続きです。
その(1)から一ヶ月も空いてしまった。ごめんなさい。
飛行機には乗り遅れなかったけれど、飛行機が空港に引き返したせいです(笑)

で、脳波実験の結果がどうだったかとういうと…..

●実験を始める前の雑談のとき?アルファ波がかなり出ている。

(1) 平常安静状態(開眼) →アルファ波がかなり優勢。
(2) 平常安静状態(閉眼) → アルファ波がかなり優勢。
(3) 瞑想(閉眼) → アルファ波のテンポがゆっくりになって、lower アルファ波になっている。
(4) オリジナル・ヒーリング時 → なんと、アルファ波のリズムがかなり減衰。
(5) リコネクティブ・ヒーリング → なななんと、アルファ波はほとんど出ていない。

自分としては、オリジナルヒーリング時の意識のときが、一番思考が少ない意識状態なので、
アルファ波が最も出ているかと思っていたので、ちょっと意外。

アルファ波は上記の結果だったのですが、では、問題のシータ波とデルタ波はどうなんでしょうか?

「今回の実験は、遊び的なものだったので、シータ波やデルタ波については、
体の動きと脳波を区別できるように準備していなかったために、
信頼できるデータではない可能性がある」ということでした。

実験のデータを見る限り、どのときにも、特に???までは、ものすごく激しくデルタ波が出ているように見えるのです。
でも、これはおそらく、体が動いてしまったり、眼球運動のせいだろうとうことでした。
特に、目や鼻の周辺でデルタ波の領域で反応が出ている場合は、動きのせいだとうことです。
デルタ波はデータ上では、眼球運動をはじめとした体の動きと同じ周波数としてとらえられてしまうそうなのです。

ただですね、.....
瞑想時のデルタ波の分布が、眼球運動とはちがうものを反映している可能性がわずかながらあるらしいのです。おおぉ!
このときに反応していたデルタ波の位置が目や鼻のところではなくて、脳全体に渡り、
特に後頭部と脳の上のほうが強く出ていたからです。

でも、それにしても、ゆっくりと体が揺れていたかもしれないとか、
センサーの状態が違っていたかもしれないとか、勘違いの原因はいくらでも考えられるそうです。
というわけで、脳波の周波数解析というのは、周波数解析の専門家でなければ非常に難しいそうなのです。

この実験をとおして感じたことは、いろいろありましたよ。

●実験(3) 瞑想(閉眼)

自分では、一人でやる瞑想はとても苦手だと思っていたので、
5-10分程度の短時間で深いほうの α 波が増えるんだったら、
捨てたものではないと非常に自信(?)がつきました。

●実験(1) 平常安静状態

ときどき、自分自身はすっごい思考にからめとられたり、悩んでわたわたしているつもりでも、
「内面が(いい意味で)空っぽで、私の思念の波動の影響を人に与えない」というようなことをときどき、エネルギーを感じるお客さんとか知り合いに言っていただくことがあるのだけど、
平常安静時(閉眼)にネガティブなことを考えていてもリラックス系の脳波が出ていたことが、これと関係あるのかもしれないなぁ、なんて思いました。
でも、じゃあ、どうして、私は思考まみれのつもりでもからっぽなのか、どうしたら、そうなるのかはわからないから、なんらかの結論が出るわけじゃないんだけど。。。。

自分の思考では意識できないけれど、思考の奥にある静かな自分が思いのほか活躍しているのかもしれないとも思いました。私の空想レベルの予想でしかないのですが...

●実験(4) オリジナル・ヒーリング時

クライアント役をやっていただいた方の脳波も図りました。
オリジナルヒーリングのときは、ちょっとおもしろいことになっていて、
感情の層をくぐっているときに、数分間感情的にも肉体的にも苦しい感覚を感じていらっしゃったのですが、その間も変わりなくアルファ波が出ていたようです。

●実験(5) リコネクティブ・ヒーリング時

もともと、誰にでもできるものだし、何かの制約がまったくないというコンセプトのものなので、脳波とヒーリングが関係ないというのは、このヒーリングの概念に即したものなのかも?と思いました。
もちろん、今回のちょっとした遊び実験だけなので、他の脳波になる人も、あるいはなるときもあると思います。

全体としては.....
「瞑想すると脳波が?波になるとか、ヒーリング中は?波になるとか、これを使えば脳波がどうなるとかこうなるとか」よく耳にするし、私自身もそう信じていてる部分や、そう言ったりもしたことがあったけれど、
本当にきちんと実験してみてもいないのに、聞いたことをそのまま信じたり、話したりしていた、
自分にちょっと反省なのでした。


<注:今回の脳波実験ですが、これは、あくまで、私が個人的に遊びに毛が生えた感覚で行ったもので、非公式のものです。ヒーリング一般あるいはリコネクティブ・ヒーリングに関する公式なデータではありません>

2008年12月09日

ヒーリング駅伝、無事完了!107,356円!

わーい、12月7日に第10区アンカー、カフナさんが走り終え、ヒーリング駅伝を無事完走できました。

趣旨に賛同して、ヒーラーとして、ヒーリングを受ける側としてご参加いただいたみなさん、本当にどうもありがとうございました。

合計で100416円と75ドルの募金活動を行うことができました。
わーお!
現在の為替レートはでは75ドル=6940.875円なので
107356円です。

みなさんにご協力いただいた募金先はこちら。

赤い羽根共同募金
国境なき医師団
日本ライトハウス(盲導犬)
ユニセフ
ローソン/セブンイレブン緑の募金
アライアンス フォー ア ニューヒューマニティー
オアシス(ホームレス支援活動)
日本フォスター・プラン協会
国連世界食糧計画
瀬戸内オリーブ基金
大阪アイバンク
ドイツ国際平和村
そうちゃんを救う会
あしなが育英会
都市緑化のボランティア
交通遺児育成基金
150匹犬猫ボランティア
そらべあ基金
日本赤十字
マクドナルドの募金箱
国連難民支援機関UHCR
愛のモスボックス
盲導犬育成資金
コープ助け合い募金
セブンイレブン・花の輪募金
地元大学の学祭
サンクス緑の基金

これまで、募金には興味がなかったのが、興味を持つようになったというご報告や、
家族以外の方にヒーリングをするチャンスになったといういご感想をいただいて、
自分自身にも、興味を持って下った方にもちいさなちいさな思いやりの種を分かち合えたような気がして、私はとっても嬉しいです。

そして、第7区の走者 Yoshimiさんからはこんな嬉しいご報告がありました。
Yoshimiさんは、4年前からかなり重い電磁波過敏症になってしまったそうなんです。

「そういえば、ヒーリング駅伝に一週間参加させていただいた後、4年間続いていた電磁波のジンジンする重苦しさがなくなったんですよ。シールを貼ったり、ホメオパシーの電磁波用のレメディーを摂り続けたりしてみたりして、幾分緩和されたのですが、ここまで元に戻るとは驚きです。
使いすぎると、冷えて免疫力が下がるみたいなのは、まだあるみたいで、まさに急に使いすぎて、今、喉が痛くて横になっていたのですが、重苦しい症状は消えてしまいました。
エリック(リコネクションのエリック・パール氏)が、人を癒やすことが最も自分を癒やすことにつながる、みたいなことを話していましたが、そういうことかも、と思ったりしています。」

私自身も、今でも仕事をしていて、どちらがどちらを癒すのかなんてあんまり関係がないことなのかもと思うことがあります。
私がお金をいただく立場で、ヒーリングという仕事をしていますが、
それは表面的な出会いのための形式であって、本当に起きていることは、なんらかの縁があって、お互いに分かちあったり、解放したり、思考ではわからないなんらかの用事があって出会って、、それをしているだけなのかも....

そのうち、人はただ縁で必要な人に出会い分かちあうだけになって、
ヒーリングなんて独立したものはなくなっちゃう日が早くこないかな?なんて、たまに思うのよね。
いつか、そう遠くないいつか、そうなるかも。
そのときがくるまでは、がんばって貯金をためねば(あー、うそうそ)

2008年12月16日

2008年一番の収穫(かも?)

人生は互助会キャンペーン(ハーモニック・メディテーション)実施中
残り3名様です。

ええと、ですね。
私のブログ、長く読んでくださっている方が結構いらしゃって本当に嬉しいのですが、
3月5日のブログに、ジャック・キャンフィールドさんが、3ヶ月間、欠かすことなく、毎晩、鏡にむかって今日一日の自分をほめて、最後に自分に「愛しているよ」と言って締めくくるというワークをやっていたら、まじで、自分に恋しちゃう感覚を味わったというお話を書いたの覚えていらっしゃるでしょうか。

ええと、ですね。
私もやってみました。
そして、11月25日に終了いたしました。
ワーク期間は3ヶ月なのに、3月5日にブログを書いて、11月25日に終了って、おかしくないですか?

はい、おかしいですよ。

1回目は、開始後25日目に、よくわからないけど、あっさり忘れて寝ちゃいました。
2回目は、開始後25日目に、不明な理由で、あっさり忘れて寝ちゃいました。
3回目はね、三度目の正直っていうでしょ。がんばりましたよ。
途中で、セドナにいったりしたけど、そのときも、飛行機のトイレとかでやったもの。
不気味よね(笑)。
あの中で「愛しているよ,Ayumi」とか鏡に向かって言ってるんですよ。
不気味ながらも本当にがんばりました。
そして、2ヶ月と25日ぐらいたったころ、とあるビールをおいしく飲むための飲み会があってですね、楽しくって、よっぱらって、あっさり忘れました。

2ヶ月と25日です。

翌朝、起きたときに、自分が忘れたことを信じられませんでした。
忘れたのか、忘れてないのかを思い出せないの。
何度も、何度も、思い出そうとしたけど、やっぱりだめ。よっぱらって寝ちゃったとしか思えません。
頭が真っ白っていうか、どのようにこの事態を考えていいのか、わからないみたいな、そんな感じ。
そうだなぁ、新宿で飲んだ後に総武線に乗って西荻窪に帰ろうとして酔っ払って電車の中で寝ちゃったら、気がついたら千葉にいたときの感覚(東京の人限定の説明ですね)かな?たぶん、
で、一時間ぐらいぼやーっとして、このワークは、もう十分やったから(だって5ヶ月近くやってるもん)、
もうよしってことにしようかなと何度も思いました。
この時点で、ジャックさんのように自分に恋するって感覚も味わってなかったし、
この先続けても、それは起こりそうもないし、他の人生の面でも特に役にたってるかわからなかったし、もういいかもって。
それに、やり遂げることに執着するのも、柔軟性がないしなとか….

でもです。でも。
結局、一からやり直すことに決めました。自分の献身力を鍛えるっていうか、これに関してはやり遂げること自体に意味があるような気がしたのよ。なんとなく。
失敗しても、気持ちを新たに立ち上げれるかのトレーニングっていうか。
人生なんてそううゆうところがあるじゃない。
何回も同じ失敗なんかしたりして、そのときにどう振舞うかの訓練よね。

そして、4回目のチャレンジで、無事クリア。ヤッホー!

途中、セドナで、自分とデートすることで自分の中に愛を見出した方
お会いしたりはしたけれど、私自身は、結局最後まで自分と恋に落ちちゃう感覚はありませんでした。
それよりか、毎日、毎日同じようなことばっかり褒めて、あたしってマンネリな人間だなっていう思考がやってきたり、あ、今日はめちゃ疲れてる顔をしている、これじゃ恋になんか落ちるのは無理って思考がやってきたり、あまりにねむいので、ほとんど適当にやっていたらり、というテイタラク。

11月25日無事ワークが終了した時点でも、特にこれといったことはありませんでした。
そうだなぁ、しいて言えば、秋ぐらいから、とあるお付き合いのある会社を訪れるたびに、
そこのやさしい社員さんが、岡田さん見るたびにかわいくなりますね。とかって言ってくださったぐらいかな...
あー、あと、数名の女子のお友達に、女らしくなったとよく言われました。
ええと、「秋、以降に岡田さんにあったけれど、別にそんなふうには見えませんでした」という正直で真摯なコメントやメールは、すぐに断りなく削除します。ご遠慮ください(笑)
それは、嬉しかったけれども、自分では、その変化はよくわからないし、
本当に自分を好きになる感覚、外からのことではなくて、内面の感覚が重要だったんだけどな.....
だから、そういってもらえるのは、嬉しいけれども…..

ところがです!
ワークが終了して、5日程度経過したときに、ものすごいことに気がついたのです。
それは、突然起こったような気がするのですが、その変化は、今年の夏ごろから、本格的にじわじわと起きていて、12月に入って、完全に大きな変化が起きてしまっていた事に気がついたのです。

これが、褒めワークとどれくらい関係があるかどうかはわかりません。
毎日いろんなことしてますから、いろんなことがからみあった結果だとは思います。
ただ、タイミング的に、その大きな変化が形となって現れてきたのが、11月-12月だから、
ちょうどワークが終わる頃と重なっているのです。
っていうか、やっぱり何か成果があったと思い込みたいです(笑)

それは、私の中で長い間、そうだなー、6年ぐらいかしら、かたくなになっていたある感情的なブロックが完全に崩れたというか、蹴破られたというか、溶けたというか、気がついたら、そんなものはもう問題でなくなったという体験だったのよ。

その感情的なブロックは、6年前には、自分で意図的に、自分の感情のバランスをとるために作ったものでした。
そのときは、ブロックのつもりじゃなくて、その感情に意識を向けるのは一切やめて、静かな心あるいは、仕事に専念することに意識を100%向けるということを続けただけだったの。

で、数年たって、そろそろ、ちがう形でバランスがとれるかもと思ったときには、あとのまつり。
どうやって取り戻したらいいかわからなくなっちゃっていました。

でも、もう、なんていうか、あまりにも強固な壁みたいのができちゃったのか、自分にはその感情は必要ないし、自分の中では、あったら困るぐらいなものになってしまっていたのです。それは、不自然よね。
でも、いかんせん、どうしようもなかったし、それを感じなくても、ほぼ不自由なく暮らせる毎日だし、結局ほっぽらかして、6年間にもなってしまった…..気にはなっていたのだけど....

そして、12月、気がついたらその感情と向き合っている自分がいたのです。あまりに衝撃がはげしかったせいか、あるいは、6年もの月日のせいなのか、最初は直面しているのさえ気がつかないぐらいでした。

その感情を感じたからって何がどうってことはないけれど、着実に大きな変化は内面で起きているのは嬉しいのです。

ずっっと昔は、感情過多の私だったけれど、それから抜け出して、逆に
ここ数年は、ずっと平和な心や、静かな心に意識をむけていました。
でも、それが逆に執着っぽくなっていて、自分の中にまた偏りができていたような気がしていたの。
心の中で静かに感情を感じ切って流していくというよりも、ある特定の感情に関しては無視に近くなっていたのかも。
ヒーリングを仕事にしているので、もちろん、感情的なものを受け止めるというか、
一緒に共有させていただきながら仕事をしているわけですが、
感情は仕事だけで十分、自分のややこしい感情はいらない、みたいなおかしな世界に入りかけていたのかもしれません。やばっ。

感情は、すべて一時的なもので、心地よい感情も、不快な感情もそれを期待したり、あるいは避けようとしたりすることは、意味がないのかもしれません。
でも、その瞬間の体験として、人間としての感情を体験することは、しがみつきさえしなければ、素晴らしいことですよね。

感情を恐れずに感じ、そしてそれでいて静かな気持ちに戻るという、よりバランスのとれた状態に向かっているのかも、とワクワクします。

ジャックさんについていってよかった!

いや、ホント、バカみたいなエクササイズだけど、お勧めです!

About 2008年12月

2008年12月にブログ「リコネクション・ルーム & 岡田 歩 公式ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年11月です。

次のアーカイブは2009年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。